新年を迎え、すでに半月を過ぎた。この時期外に出れば突如吹く北風に首を竦め、ぐるぐると巻かれたマフラーに鼻先を埋める。肌を出そうものなら、そこから熱は奪われ、痛み、やがて感覚を失くす。それがどうだろう。今年は寒さを感じず、連日快晴だったこの地。散歩にでも出ようかと思うほどの暖かな日差し。もう春だろうか、なんてことを言い合って無邪気にスキップなどをして。その日、人類は思い出した。太陽神によって退けられ...