失われたデータとやる気

  06, 2016 19:38
幕間25







伝説となったとある人の話をします。












M25-1 
それはそれは美しい、霧かかったグリダニアの早朝の水辺。


その美しい光景の中に一人の女性が佇んでおりました。
スプリングドレスに身を包み、編み込みの入ったポニーテールを風にそっと揺らしながら。
その女性もまた、この風景に負けないほどに美しかったのです。


しかしその者の命はとても短かった。
彼女は3日とかまあ大体それくらい前に生まれたにも関わらず、とある事情で消される運命を背負ってしまったのです。
その事情とは、あの最愛の銀剣の騎士との再会でした。
彼女は目的リストをじっと見つめ、やがて堪えきれずにわあっと泣き出しました。

「こんな姿ではとても会えない。」

銀剣の騎士に会うときは自分史上最高の女子力で。しかし今の自分ではあの濃縮乙女ハイランダー姿には到底敵わなかったのです。
彼女は自ら、消えることを選びました。


そして、その姿を忘れはしまいと、懸命にSSボタンを押した者がいました。
その者は女性の美しい瞬間をたくさん焼き付け大事に保管していきました。
やがて、運命の日がやってきます。


それはそれは美しい星月夜でした。
彼女はそっと微笑みながら、森の中で儚く消えていきました…。
さようなら、また会う日まで。SSマンはそう呟くとポケットからUSBを取り出したのです。

それまで大事に保管してきた彼女の美しさを、消えてしまった悲しい話を世に伝えるため。
SSマンはデータをUSBへと移行させました。




















と思ったら全部削除してました。







SSマンまくらこは激怒した。直後に脱力した。
それはもうダリの名画「やわらかい時計」のごとく脱力した。でろでろである。
そして走馬灯のように色々なことが頭の中を駆け回りはじめた。










80-12 
自分へのお土産「百味ビーンズ」の腐った卵味が想像以上に腐っていてその衝撃は小さい頃卵焼きの入ったお弁当を5日放置して開けた時の匂いをフラッシュバックさせるほどだったことを。






80-13 
美味しい味もちゃんとたくさん入っており、どれがまずい味かわかっていながらも手を出すことすら躊躇われるほどだったことを。



走馬灯を見ながらも手は動き、過去のSSを遡る。消してしまったやつが残っていないだろうかと多少の未練があったのかもしれない。しかし綺麗さっぱり消えている。それはもうブログに使うSSジャストポイントで消えている。
知らぬ間に姉が撮っていたSSが増えているのを見つけた。










M25-7 
下手すぎである。


せっかくのジェンヌが何も活かせていない。
やがてまくらこは、うつろな目でどこか宙を見ながら決意した。
「もういっそこのことを書こう」







かくして、3日だか4日だかの命だった幻の布団まくらこヒューラン女性バージョンは











M25-2 
幻どころかSSすらほぼ残されない伝説の女性となったのであった。



全てはオルシュファンのため。
ハイランダーへと戻ったまくらこは、今日も雪原を駆けていく…!






お後がよろしいようで。




↓↓こういう時パソコンだったなら( ´ ▽ ` )悔やむまくらこでした↓↓

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Comment 2

角付きの人  

残念なような
ほっとしたような
とてもとても複雑な心境

というのが正直な感想ですw
美女も捨てがたいけど美漢女(をとめ)に見慣れてしまった自分がコワイ

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布団まくらこ  

角付きの人さん〜!!

ありがとう…ありがとう……(=´∀`)人(´∀`=)

私もしばらくは美女で行こうと思っていたのです…思ったより早くオルシュファン来ちゃったww
しかし一番恐ろしいのは見慣れるどころか、美漢女の方が可愛いと思うようになった私自身です…( ´ ▽ ` )いつかアナタもそうなる…
機会があればまた美女になりたいですね!w

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