親愛なるオルシュファンへ

  13, 2016 22:30
第95幕
※今回の記事はパッチ3.3までのメインストーリーと蒼天秘話最終章のネタバレになります。未クリアの方はご注意ください( ´ ▽ ` )ノ






***はじめに***
蒼天秘話を読むことをお勧めします→「第8話 その旅路の始まり











































親愛なるオルシュファンへ





お手紙読みました。
お手紙といってもあなたは届けようとは思っていなかったものだけれど。
最初に読んでから涙が止まらなくてそれっきり読み返せなかったのでお返事が遅くなりました。



でもこのお返事も届ける場所がないので、結局は書き記しただけの独り言です。
万が一、あなたがこの手紙を読んでいたら、まあ、そういうものだと思って一つお願いします。
(案外すぐ後ろにいそうでちょっと怖いわね。)









95-1 

あなたが亡くなってから結構経ちました。


私は変わらず元気にやっていて、今後の冒険のために自己鍛錬をする日々。
きっと今あなたに会ったら「また一段と逞しくなった!」と目を輝かせるんだろうなあと容易に想像がついて苦笑しています。








95-2 


ウルダハでひどい裏切りにあい、縋る思いでクルザスへと逃げ延びた私たちを、あなたは暖かく迎え入れてくれました。
あの時、本当に嬉しかったんだよ。

すんなりとフォルタン伯爵が後見人を名乗ってくれたものだとてっきり思っていたけど、影であなたが働いてくれていたおかげだったんだね。
というか、お父さん苦手だったんだ。
オルシュファンにも苦手なものあるんだなあってちょっとしみじみしちゃいました。






95-3 


私たちのために苦手なお父さんのとこまで直訴に行ってくれたから、今、イシュガルドの地に立つことが出来てるんだね。
あなたはそういう努力を語る人ではないだろうけど、でもせめてもっと早くにそれを知っていたら、直接恩返し出来たんじゃないかって後悔が募ります。







95-4 




……結局、あなたとは一度も杯を交わすことは出来なかった。















95-5 



なんかもっとこう普通に誘ってくれたら警戒しなかったんだけど、あなたったら下心が丸見えなのよね!
…まあ、あなたの心に下も上もないか。いつだって隠すことなく真っ直ぐに言葉を伝えてくれてたから。だから私は、何の疑いもなくあなたを信じることが出来たんだよ。



暁のメンバーは大切な仲間だけど、
オルシュファンはたった一人の大切な友人でした。







95-6 


イシュガルドの地で、あなたと共に同じものを目指し、戦うことができたのは間違いなく私にとって幸せだったと、教皇庁での出来事の後、気付きました。

それまでのあなたの心遣いにどれだけ感謝しているか、一緒に戦えることを嬉しく思っているかを全く伝えられていないことにも、気付きました。


そして、もうそれらの気持ちを直接伝えることができないんだと、愕然としました。









95-7 



私怨に駆られて蛮神を討ったのは、後にも先にもあの時だけじゃないかな。











95-8 



はあ、ごめんね。
書いてたらまた涙が出てきて、ちょっと頭がこんがらがってきた。


えっと。







95-9 




オルシュファンが、私をただ巻き込んでしまっただけではと不安に思っていたこと。
もし今でも同じように感じているのなら、安心してね。








95-10 




私は幸せでした。



今も、ちゃんと、幸せです。









95-11 




だから文句なんてないんだよ。
そうだなあ、唯一言いたいことは「なんで庇ったの」かな。

そのことだけは文句じゃ足りないかな、一発殴りたいかな!



でもきっとあなたのことだから







95-12 




「イイ騎士とは、民と友のために戦うもの」って、「大切な友を守るのは、当然のことだ」って言うんだろうな。




あの瞬間を頭の中で何度やり直しても、あなたは絶対私を庇って死ぬの。
友を守れないということは、それはもう「オルシュファン」じゃないんだね。








95-13 




あなたが亡くなってエオルゼアを去った人もいる。
私も、あなたがどこにもいないって、すべて投げ出したくなった時もあった。









95-14 




邪竜の眼をエスティニアンの体から引き剥がした時。
あなたのエーテルを感じて。







95-15 




邪竜が散った後、何も言わずにただ微笑みだけを残して去っていくあなたを見て。
行かないでって思った。

だって、本当に、もう会えない気がして。
イシュガルドにいる限りは、もしかしたらもう一度会える時が来るかもしれないって、情けないけどそんな未練があったから。








95-16 


でも、最近になってやっと気づいたんだ。
消えたとか会えないとか、まるでオルシュファンの存在そのものを失ってしまったように感じていたこと。
一番ひどいことだね。






あなたは別に、消えたわけでも会えなくなったわけでもなくて、















95-17 
見えないだけで、変わらず存在しているんだ。





きっと、エーテルに漂いながらずっと見守ってるんでしょう。
ドラゴンヘッドに張り付く必要もないから、自由なのをいいことにどうせ私たちのそばでニコニコしてるんでしょう。

そしてそれはこの先、新しい景色を見つけた時も、あなたは変わらない微笑みでそばにいてくれる気がする。
だから私も、その時は、あなたがイイと言ってくれた笑顔で迎えたい。







エオルゼアに来て、オルシュファンと出会えて本当に良かった。
これからも、私の友でいてください。











95-18 


ーーあなたの盟友より









P.S. 覗きはしちゃダメだからね?












↓↓こうしてまくらこはついに悟りを開いたのであった。↓↓

関連記事
スポンサーサイト

Comment 0

What's new?